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客先常駐SEから社内SEに転職した理由!パワハラ・給料不満で決断した40代のリアル!

「客先常駐SEから社内SEに転職した人って、どんな理由があったの?」と気になっていませんか?

この記事では、パワハラに悩み、給与面でもモヤモヤを抱えていた40代の筆者が、なぜ社内SEへと転職を決断したのかをリアルに綴っています。

読むとわかることはこんな内容です👇

  • 客先常駐時代に経験したパワハラの実態と葛藤
  • 給与制度に対する不満と、評価されない悔しさ
  • 情報システム部に常駐した時に感じた“あたたかさ”が決め手に
  • 社内SEに転職して感じた安心感と働きやすさ
  • 社内SEに向いている人・向いていない人の違い

今の職場に違和感を感じている人は、この記事を通して自分の働き方を見直すきっかけが見つかるかもしれません。

目次

客先常駐SEから社内SEに転職した理由とは?

客先常駐SEとして長年働いてきた中で、「このままではいけない」と常に感じていました。
毎日の働き方や職場の空気、人間関係に違和感を日常的に感じていたのです。
ここでは、私が社内SEへ転職することになった決定的な理由をお話ししますね。


パワハラが日常だった職場環境

正直な話、客先常駐でいちばん辛かったのは「人間関係」でした。

常駐先によって雰囲気がガラッと変わるのですが、ある現場では完全に“パワハラ文化”が蔓延していました。
怒鳴られる、無視される、できないことを責められる──それが日常になっていたんです。

直属の上司ではなく、常駐先の社員から受けるストレスなので、相談しても会社側も「現場が変わるまで我慢して」と言うしかなく…。
我慢していればそのうち慣れるのかもしれませんが、私はどんどん心がすり減っていきました。

月曜の朝は吐き気がして布団から出られない。
また、極度の緊張感から朝4時くらいに目が覚めてしまい、現実逃避のために何も考えないように布団の中でボーッとしているのです。

そんな日々が続いた頃、「転職」の二文字がようやく現実味を帯びてきました。

次は、もうひとつの転職理由だった「給与面の不満」について触れていきますね。


評価されない給与制度にモヤモヤ

客先常駐SEって、頑張っても頑張っても給与に反映されにくいんですよね。

評価は自社で決まるけれど、日々の働きぶりは常駐先が見ている。
つまり、「誰が自分の価値を見ているのか分からない」という状態がずっと続いていたんです。

年に一度の評価面談も形式的で、そもそも給与が上がったとしても数千円。
それでも文句を言うと「現場での単価が上がっていない」なんて言われる。
実際に単価が上がっても、いくら上がったのか教えてもらえず、そして給与も上がらない。

もう、「どこに向かって努力すればいいの?」って感じでした。

精神的なストレスだけでなく、経済的な不満も重なったことで、私の中で「転職」が現実的な選択肢として大きくなっていきました。

パワハラ・給料不満で決断した40代のリアル

転職を意識し始めた頃、私は「もう一歩踏み出す理由」が欲しかったんです。
そしてある現場での体験が、私の背中をそっと押してくれました。


決め手は“あの時”の常駐先だった

当時の常駐先は、客先の情報システム部門でした。

立場としてはあくまで「外部の人間」なのに、そこではなぜか“仲間”のように接してくれる空気がありました。

困っていると自然と声をかけてくれたり、業務の背景まで丁寧に説明してくれたり。
ミーティングでも一方的な指示ではなく、意見を聞いてくれるスタンスが嬉しかったんです。

「え、社内ってこんなにあたたかいの…?」

それまで経験してきた“使い捨て”のような扱いとはまったく違っていて、衝撃的でした。

そのとき初めて、「社内SEって、居場所がある働き方かもしれない」と思ったんです。

次は、そんな私が実際に社内SEに転職して“歓迎された経験”をお話ししますね。


社内SEとして歓迎された衝撃の出来事

社内SEとして働き始めて数日後、驚くことがありました。

それは、社内の人たちが何人も笑顔で話しかけてくれたことです。
ある人にとっては当たり前のことのように映るかもしれませんが、私にとってはそれが衝撃で、うれしい出来事でした。

これまで、現場に配属されても冷たい反応ばかりだったので、信じられないくらいの歓迎ぶりでした。

最初は戸惑いましたが、「ここでは、ちゃんと“社員の一員”として見てもらえるんだ」と実感して、自然と肩の力が抜けたのを覚えています。

その瞬間、「ああ、やっぱり転職して正解だった」と心から思えました。


社内SEになってから後悔はあった?

どんな転職にも「思ってたのと違った…」という後悔はつきものですよね。
私も不安がなかったわけではありません。

この章では、社内SEに転職してから感じた“ギャップ”と“本音”をお伝えします。


思ったよりもギャップが少なかった理由

意外だったのは、「環境の違いにすぐ慣れたこと」でした。

客先常駐のときと違って、業務フローや関係者がすべて社内で完結するので、話が早いしストレスも少ない。
もちろん最初は社内用語や独自ルールに戸惑いましたが、それも1~2ヶ月で慣れました。

むしろ、客先でバラバラのやり方に対応していたころに比べれば、社内SEの環境はずっとシンプルです。

「もっと早く転職していればよかった」って、本気で思いましたね。

次では、転職してから感じた“安心感”や心の変化についてお伝えします。


転職後に感じた安心感と変化

一番変わったのは「朝の気持ち」です。

以前は、出社前に胃がキリキリしたり、電車で深いため息をついたり…。
そんな自分に嫌気がさしていました。

でも今は違います。

「今日はこんなことをして、あれを解消して」って、前向きな気持ちで職場に向かえるようになったんです。

社内SEとして信頼されている実感があるし、上司もちゃんと話を聞いてくれる。
ほんの少しの安心感が、毎日を大きく変えてくれました。


社内SEに向いている人・向いていない人の違い

転職して気づいたのは、「向いてる・向いてないがはっきり出やすい仕事」だということ。
ここでは、実際に働いてみてわかった特徴をまとめておきますね。


転職してうまくいく人の共通点

社内SEでうまくやっていける人には、こんな特徴があります👇

  • 周囲と穏やかにやりとりできる
  • 言われたことに素直に対応できる
  • 改善提案や気配りが得意
  • 地道な作業もコツコツこなせる

特に「裏方だけど、会社に貢献できる仕事がしたい」って考えるタイプの人にはぴったりです。

一方で、少し合わないと感じる人もいます。次で紹介しますね。


合わないと感じやすい人の傾向とは?

こんなタイプの人は、もしかしたら社内SEにストレスを感じやすいかもしれません👇

  • とにかく変化やスピード感を求めたい
  • 常に新しい技術に触れていたい
  • 成果がすぐに評価されないと不安になる
  • 人に指示されるのが苦手

社内SEは「安定性」と引き換えに、「劇的な変化」や「目に見える成果」が少ないのも事実です。

だからこそ、自分がどんな環境で力を発揮できるのかを見極めるのが大事ですね。

社内SE転職に関するQ&A

Q: 客先常駐でのパワハラって本当にあるんですか?
A: はい、あります。すべての現場ではありませんが、外注扱いされることで理不尽な対応やパワハラを受けるケースも珍しくありません。単に性格が悪いだけで、社内でも要注意人物とされているだけの人もいます。特に現場ごとに文化や温度感が違うため、対応が難しい場合があります。

Q: 社内SEに転職したら給与は下がりましたか?
A: 私の場合は大幅にあがりましたが、残業代やボーナスの分が大きかったです。また、精神的な安定や自由な時間が増えたことで、満足度も上がりました。

Q: 社内SEに転職して後悔はありましたか?
A: ほとんどありません。ギャップは少なく、むしろ働きやすさや人間関係の良さに驚きました。毎日の安心感は何にも代えがたいです。

Q: 社内SEってスキルアップできるんですか?
A: スキルによります。社内システムの改善提案やプロジェクトの進行、セキュリティ対応など、地味ですが重要な技術力と調整力が求められます。プログラミングなどのスキルは自然にはスキルアップしません。周りにエンジニアがいない場合が多く、自ら勉強できる環境を作る必要があります。

Q: 転職活動はどう始めましたか?
A: 転職サイトで「社内SE」「情報システム部」といったワードで検索し、IT業界に強い転職エージェントにも登録しました。社内SEは非公開求人も多いので、エージェント活用がおすすめです。

まとめ

今回の記事ではこんなことを書きました。以下に要点をまとめます。

  • 客先常駐SEとしてパワハラや給与への不満が転職理由となった
  • 情報システム部に常駐したことで、社内SEの“あたたかさ”に触れた経験が転機に
  • 転職後は精神的にも安定し、安心して働ける環境が手に入った
  • 社内SEは向き・不向きがはっきり出る職種である
  • 「もっと早く転職していればよかった」と思えるくらい満足している

精神的な余裕や居場所を求めている人にとって、社内SEは大きな転機になる可能性があります。

今の働き方に疑問や不安があるなら、一度「社内SE」という選択肢を真剣に考えてみるのもアリですよ!

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