
「社内SEに転職すると年収って上がるの?それとも下がる?」
そんな疑問をお持ちの方へ、この記事では実際に転職して給料がどう変わったのかを本音で公開します!
読むとわかること👇
- 年収200万円アップの理由と背景
- 客先常駐SEと社内SEの残業代・ボーナス制度の違い
- 月給・手当・評価制度の違いとその納得感
- 年収以外に変わった生活や精神的な余裕
「社内SEって安定してて楽そう…」と思っていた方にも、「こんなに違うのか!」と驚かれるかもしれません。
これから転職を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
社内SE転職で年収は本当に上がるのか?
「社内SEに転職したら、給料ってどうなるんだろう?」
これは多くの人が気になるポイントだと思います。
私自身、客先常駐SEから社内SEに転職したことで、年収が200万円以上アップしました。
ただ、それにはいくつかの背景があるんです。
ここでは、転職前後で何がどう変わったのかを、本音でお話しします。
客先常駐SE時代の年収とその不満
以前は客先常駐SEとして働いていましたが、年収は正直かなり低めでした。
- 月給は20万円台後半(40代で)
- 残業代は“200時間を超えてから”しかつかない契約
- ボーナスは名ばかりで、ほぼゼロに近い
「この働き方で、この金額…?」と、毎月の給与明細を見るたびにため息が出ていました。
頑張っても評価は現場任せ。
スキルを積んでも年収に反映されない。
そんな状態にモヤモヤし続けていたのが正直なところです。
転職後、年収200万円アップの理由とは?
社内SEに転職してからは、年収が一気に200万円以上アップしました。
その理由は大きく以下の3つです👇
- 残業代が“10分単位”で支給されるようになった
- 年2回の賞与(ボーナス)が“ちゃんと”支給される
- 基本給そのものが前職より高い水準でスタートできた
とくに大きかったのが、残業代と賞与の安定支給。
働いたぶんだけ確実に給与に反映される仕組みは、精神的な安心感もまったく違いました。
給料事情をぶっちゃけ公開!
転職して年収がアップしたとはいえ、どんな仕組みで変わったのか、実際の待遇や支給体系が気になりますよね。
ここでは、月給・残業代・賞与(ボーナス)について、客先常駐時代との違いを中心に、リアルに比較していきます。
月給・残業代の仕組みがどう変わった?
まず、月給ベースが上がったことに加え、残業代の支給ルールが大きく変わりました。
客先常駐時代
- 月給:20万円代後半
- 残業代:200時間を超えてから“超過分のみ”支給
- 月200時間までは“みなし”扱いでタダ働き状態
- タイムカードはあっても形だけ
社内SEになってから
- 月給:30万円台前半スタート(基本給UP)
- 残業代:10分単位で支給
- 残業が少ない月でも“正確に計算・反映される”
- 労務管理がしっかりしていて、残業も抑制傾向
この「10分単位で残業代がつく」制度に最初は衝撃を受けました。
逆に、「今までどれだけサービス残業してたんだ…」と悔しくなるほどです。
賞与(ボーナス)はどうなった?
次に大きいのが、賞与(ボーナス)の有無。
客先常駐時代
- 年間ボーナス:実質ゼロまたは数万円レベル
- 賞与制度自体があっても、“支給なし”が当たり前
社内SEになってから
- 年間ボーナス:年2回支給(1回80万前後×2)
- 業績や査定によって変動ありだが、“きちんと出る”
客先常駐では、どんなに頑張っても「ボーナス?ないよ」というのが当たり前でした。
それが今では普通に年2回の賞与がもらえるようになり、「これが当たり前だったのか」と衝撃を受けました。
社内SEと客先常駐SEの待遇を比較
ここでは、年収以外の視点も含めて、社内SEと客先常駐SEの待遇面の違いをリアルに比較していきます。
「金額」だけでなく、「働き方」や「満足度」にも注目してみましょう。
残業ルールや手当のリアルな違い
項目 | 客先常駐SE | 社内SE |
---|---|---|
基本給 | 低め(20万後半) | 一般的(30万前半) |
残業代 | 200時間超から支給 | 10分単位で支給 |
残業管理 | 現場任せ、みなしあり | 勤怠システムで厳格管理 |
手当 | 少ない or なし | 通勤・資格手当などあり |
ボーナス | 年0~5万円程度 | 年150万円前後あり |
評価 | 顧客に左右される | 上司・組織が直接評価 |
この表を見てもわかる通り、金額以上に制度の「明確さ」や「納得感」に差があります。
社内SEは、自分の仕事ぶりがきちんと可視化・評価され、待遇にも反映されやすい環境です。
生活や精神的な余裕はどう変わった?
転職後に感じた一番の違いは、お金もそうですが、“心の余裕”も大きかったかもしれません。
- 毎月の給料に安定感がある
- 残業の不満がなくなり、イライラしない
- 休日出勤が減り、予定が立てやすくなった
- 「また次の現場かも…」という不安がなくなった
結果的に、年収アップ以上に、生活と気持ちに余裕が生まれたのは大きな変化でした。
年収以外に変わった“満足度”とこれからの展望
年収がアップしたことはもちろんですが、実は“金額以外”の変化のほうが、日々の満足度を大きく左右しています。
ここでは、働く環境や気持ちの面でどう変わったのか、そしてこれからのキャリア展望についても触れてみます。
給料以外のメリット・デメリット
◎ 社内SEに転職して感じたメリット
- 毎月の収入が安定していて生活に余裕ができた
- 勤怠・給与・評価が“見える化”されていて納得感がある
- スキル以外の面(調整力や対応力)でも評価される
- 精神的に追い詰められない働き方ができている
△ 逆に感じたデメリット
- 技術的なチャレンジは少ない
- プログラミングの機会はほぼゼロ
- 雑用・調整ごとが多く、エンジニア感が薄れる
つまり、「技術を極めたい人」には物足りない部分もあるのが社内SEの特徴です。
ただし、「安定」「長期的な働き方」「評価制度の明確さ」を重視する人には向いていると言えます。
今後キャリアアップするには?
「このまま社内SEで満足していいのか?」と自問する瞬間もあります。
そこで最近は👇
- ITコンサルや情シス企画職へのステップアップ
- プロジェクトマネジメントスキルの習得
- 社内でのリーダー職への挑戦
など、“次のステージ”を見据えたキャリア設計も考え始めています。
年収が上がったことで「今を守るだけでなく、未来を考える余裕」が生まれたのは、とても大きな変化でした。
社内SE転職後の年収・待遇に関するQ&A
Q: 社内SEに転職して本当に年収は上がりますか?
A: 私の場合は200万円以上アップしました。基本給の上昇に加えて、残業代が10分単位で支給されることや、ボーナスの安定支給が大きな要因です。
Q: 客先常駐と社内SEでは残業代の仕組みが違いますか?
A: 大きく違います。客先時代は200時間を超えてから支給でしたが、今は10分単位で支給。労務管理もしっかりしていて安心感があります。
Q: 社内SEってボーナスもらえるんですか?
A: はい。今は年2回、合計で100万円程度もらえています。客先時代は“ボーナスなし”だったので、大きな変化です。
Q: 年収以外に変わったことはありますか?
A: 精神的な余裕ができました。給与の納得感、生活の安定、将来の設計まで考えられるようになりました。
Q: 技術的な成長は期待できますか?
A: 開発やプログラミングの機会は少ないです。ただ、調整力やマネジメント視点は伸びます。キャリアの方向性次第で価値ある経験になります。
まとめ
今回の記事ではこんなことを書きました。以下に要点をまとめます。
- 客先常駐SEから社内SEに転職した結果、年収が200万円以上アップした
- 残業代は「200時間超えから支給」→「10分単位で支給」へ改善
- 客先時代は実質ボーナスなし、現在は年2回しっかり支給されている
- 基本給・手当・評価制度すべてが“見える化”されており、納得感がある
- 給料だけでなく、生活や心の余裕が大きく変化した
- 技術的チャレンジは少なめだが、“安定”と“やりがい”を得られる環境
年収アップを狙う転職はリスクもありますが、**正しく環境を選べば「待遇も働き方も納得できる転職」**は可能です。
もし今の待遇や働き方にモヤモヤしているなら、社内SEという選択肢を一度検討してみる価値はあると思います。
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